水都の曲線美をまとう、中之島の新たなランドマーク
「水都大阪」の顔と言われる中之島を挟み堂島・土佐堀川両川に臨むエリアに位置する、46階建て364戸の超高層集合住宅である。 中之島エリアは整然とした大阪の都心部にありながら、風景の中に融け込んでいる緩やかで大きな河川の自然的曲線や、水都大阪の繁栄を支える、美しく整備された橋梁にみられる人工的曲線など、都市空間の中での曲線美をその風景の中に感じることができる。 本計画ではこの特徴のある立地に因み、先進性のある直線的デザインの中に中之島らしい「緩やかな変化」を感じさせるデザインを融合させることで、柔らかな水辺の風景との調和を図ることを目指した。 建物四隅の曲線形状で建物に柔らかな印象を与えることに加え、頂部のティアラから壁面に流れるように大きく柔らかな曲線状の縦方向の変化を強調した北東・南西のコーナーと、スラブラインの厚みにグラデーションをつけ水平方向の変化を強調した北西・南東のコーナーという、二つの異なる対角のデザインを組み合わせることで、他には見られない独創的で存在感のある外観デザインとした。 この建築が中之島エリアの美しい都市景観の一部となり、永く愛されることを願っている。