社員インタビューInterview

KIMIKAZU MASUDA

増田 公一

2012年中途入社

大阪第3事務所 室長

好きな建築:
代官山ヒルサイドテラス

1から100まで、ときにはそれ以上を。
任せてもらえる範囲の広さが、
IAOの魅力であり、仕事のやりがい。

過去

もっと隅々まで自分の目が届く、
責任ある設計の仕事がしたい。

大学院を卒業してすぐ、所長と2、3人の小さな設計事務所で1年間働き、その後、デザイン監修やマスタープラン策定を手掛ける設計事務所で4年間働きました。
その事務所では規模の大きいプロジェクトやデザイナーとしての仕事も経験し、やりがいもありましたが、設計者としてのステップアップを考えた時に「もっと隅々まで自分の目が届く設計の仕事がしたい」と感じるようになっていました。

身近な建築物がつないでくれた、
IAO竹田設計との巡り合わせ。

そんな当時、よく通っていたオフィス家具のショールームが、IAO⽵⽥設計の設計物件のビルに入っていたことから興味を持ち、ちょうど中途採用の募集があったので転職を決意しました。
IAO竹田設計のいいところは、1から100まで、ときにはそれ以上を任せてもらえること。デザインの発案から客先へのプレゼンテーションまで担当者に任せてもらえるので、こだわりたいところにはこだわれる環境が、想像通りありましたね。

もがきながら設計に携わった最初の案件が、私にとっての「原点」に。

IAO竹田設計への転職後、最初に設計に携わった14階建・39戸のマンション物件が、私にとっての「原点」になっています。
とにかくもがきながらやっていましたが、事業主や現場の関係者も「若いヤツに教えてやろう」という気持ちで一緒に仕事をしてくれているとひしひし感じていました。
当時の私は、何が成功で何が失敗かも分からなかったからこそ、細かいところまで気になりすぎてしまって…。今考えれば、やり過ぎた部分も多いし、困らせた人もいるかもしれませんが、IAO竹田設計にはそれを許してくれる土壌があります。
今思えばですけど、夢中でやりすぎてるくらいのほうが、周りは可愛がってくれるんだと思います。

現在

CADからBIMへの切り替えは、
設計士にとって
文房具が変わるようなもの。

今はマンションだけではなく、ホテルやオフィス、タワーマンションの設計監理など、いろんな物件に携わることができて、大変ながらも充実した日々を送っています。
ここ数年、社内の図面作成ソフトを「AutoCAD」から「Archicad(BIM)」へ切り替える動きが進んでおり、私も2つのソフトを使い分けています。
設計の手法や見せ方が劇的に変わっていく中で、CADからBIMへの切り替えは、設計士にとって文房具が変わるようなもの。
使い慣れた文房具を持ち替えるのは難しく、大変でもあるのですが、その分メリットも大きいので、建築業界全体で取り組んでいかなければいけない課題だと感じています。

未来

BIMの導入で効率的になった分、
クリエイティブなものづくりに
時間をかけて。

BIMは導入が大変な分、建物の立体的な形が見えたり、図面の不整合がなくなったり、作図に割ける時間の効率化だったりと、数多くのメリットがあります。
これからは、BIMで効率的になった分、デザインやディテールの検討など、クリエイティブなものづくりに時間をかけるようにしていきたいですね。
3Dでグリグリ動かしながら提案することが一般化しつつあり、お客様が最初から「3Dで見せてください」と言われることもあります。目の肥えてきた顧客のニーズに応えるためにも、全社的にスムーズな移行を実現していきたいと思っています。

自分のなかで「咀嚼」して、
わかりやすい言葉で伝えられるように。

普段から心がけている仕事へのこだわりは、誰にとっても「わかりやすい言葉」で伝えることですね。
事業主には建築専門ではない方もいますし、時には近隣住民の方にも説明が求められるため、場面に応じて、伝わりやすい方法を選んで説明することが大切になってきます。
BIMの導入にも繋がるのですが、図面や3D、模型などプレゼンテーションの方法も増えているので、自分たちの提案をどう伝えるのが一番効率的か見極めることが重要だと思っています。
そのためにもデザイン検討をしていて「なんとなくこっちの方がいいよね」と思ったときにも、「何がどういいのか」を自分のなかで理解して、しっかりと「咀嚼」してからアウトプットするようにしています。

これから仲間になる方へ

最初の竣工を乗り越えたあとの、
「好き」や「楽しい」はぜんぜん違うもの。

求める人材として真っ先にあげたいのは、まず建築が「好きな人」、建築と関わっていくのが「楽しい人」です。
ただし、学生のときの建築を「見るのが好き・楽しい」と、最初の竣工をひとつ乗り越えたあとの「建築に関わるのが好き・楽しい」はぜんぜん違うものです。
なので、まずは一つの物件を竣工するまで、色んな人に聞いたり、自分の意見を主張したりしながらできる限りの経験を積んでいくことが大事だと思いますし、それを会社全体でサポートしてくれる社風がIAO竹田設計にはあります。
また、普通は関係ないように思えることが、建築設計の分野の新しいアプローチにつながることもあるはずです。仕事以外のプライベートな時間も大切にし、趣味のなかで見つけた気づきやアイデアを活かして、自分なりのアプローチにどんどん挑戦してほしいです。

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